Difyで「AI秘書」を作ろう

Difyって何ですか?

Difyって、ノーコードでAIアプリ作れる便利な機能やねん。とりあえずタダで「AI秘書」をサクッと作ってみよか。ちなみに、この画面下の吹き出しにあるボットもDifyなんやで。

やっぱ美人秘書がいいですね!

レシピ 〜AI秘書の作り方〜

材料

【LLM】
-無料食材利用の場合 Googleアカウント (GeminiのLLMを使います)
-有料食材に変える場合 ChatGPT-4oのアカウント
【Difi】
Dify.ai のアカウント

下準備

1、Dify.aiでアカウント登録
2、Google アカウントからGeminiのAPIを取得
3、DifyでGeminiのAPIを登録
4、Difyで秘書を作る

1、Dify.aiでアカウント登録

まずは Dify.aiにアクセス

“GetStarted”のボタンから始めましょう

Googleアカウントでログインしましょう。GitHubのアカウントを持ってる方は、GitHubでも大丈夫です。

ログインするGoogleアカウントを選び、Difyにログインしてください

これでDifyにログインできました!

2、Google アカウントからGeminiのAPIを取得

では、GoogleからGeminiのAPIを取得しましょう。APIとは、要するに他のアプリから使えるようにするための文字列です。

右上の”ユーザ名”から設定を選んで、

モデルプロバイダーの”Gemini”を選んでセットアップしましょう。

“API Key”を入力する画面がでました。”Get your API Key from Google”をクリックしてGeminiのAPIをゲットします。

あとは画面指示に従って、API Keyを取得して下さい。

ちなみに他の人に”API Key”を教えてはいけません。勝手に使われてしまい、APIの種類によっては課金が発生することもあります。

できたAPIキーをコピーして、Difyに戻ります。

3、DifyでGeminiのAPIを登録

DifyにAPI Keyをコピペして、保存。

有料でもいい人は、OpenAIのChatGPTのAPIを取得して同じようにセットアップしておきましょう。

課金勢なら、断然chatGPT-4oがおすすめやで!Anthoropicのclaude3.5もええで!

4、Difyで秘書を作る

とりあえず簡単機能だけ実装してみよ。
1.社内規定を聞いたら答えてくれる
2.雑談してくれる
3.愚痴をなぐさめてくれる

2と3の機能っているの・・・?

作り方レシピ

  • 1、知識を教える
  • 2、Dify.aiでチャットボットを新規作成
  • 3、「手順」などを設定する
  • 4、公開

1、知識を教える

まずは秘書に知恵をつけてあげます。ここでは、社内規定など特定の知識のことです。

「ナレッジ」画面からナレッジを作成して下さい

例えばここでは、会社規定が記載されているwordファイルをアップロードしてみます。会社のウェブサイトを直接参照することもできます。

画面にしたがって、情報のインデックスをしておいて下さい。

2、Dify.aiでチャットボットを新規作成

Difyのホーム画面から「全て」を表示させて、「最初から作成」でチャットボットを新規作成します。

こんな感じにアプリ設定を行います。アイコンも美人秘書っぽく変更してみます。そして「作成する」。

3、「手順」などを設定する

手順の項目を書きましょう。ココはいわゆるプロンプトを入れる場所で、変数も使えます。一番簡単な手順はこんな感じでごく簡単な普通のプロンプトを設定してみましょう。

次に、先ほど設定したナレッジからコンテキストに前提知識を設定します。ナレッジから知識として読み込ませた「ABC株式会社規定」を指定します。

自動で手順を設定する場合

自動でオーケストレーションを設定する方法もみてみましょう。

「指示」の欄に簡単に書くと、プロンプトを自動生成してくれます。

指示例:あなたは、ABC株式会社の秘書です。社内規定に関する質問に回答します。また雑談に応じたり、愚痴を聞いて慰めたりします。

プロンプトが生成されました!

こちらもコンテキストを追加しておきます。

この自動生成機能だと変数を指定して回答してくれるタイプになります。

あとは機能を適当に追加して、

4、公開

右上部ボタンから公開すれば完成です!URLから誰でもこのボットにアクセスが可能になります。公開すると、webサイトへ組み込んだり、Line にボットとして組み込んだりできます。ただし、有償LLMを使っている場合は使用料が高額になる場合があるので注意が必要です。

すごーく初歩だけを解説したけど、Difyはもっと高機能なんや!

より機能を追加するには、色々な方法があります。ココでは、フローにして条件分岐させたものです。

より複雑なやつはまた今度解説するで〜

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